音楽カセットテープが盛んだったのは50~40年前のこと。
それ故に、如何にして当り個体に出会うかは難しい~。
今回、ナカミチのカセットデッキを導入して、新たに購入した音楽テープがこちら。

この中では、「メディテーション/杏里」(左上)が好音質で当り。他はまあまあ。
以前収集した物も含め試料数は少ないですが、これらからある程度判った事。
・カセットテープの最盛期の個体が品質、音質が良い。1980年~1988年くらい。
・デジタル音源よりもアナログ音源のほうがテープの音質の良さが出る。
これはデジタルでは高域の歪を嫌い繊細感を出すためにレベル下げて録音。
・ベスト盤は、元曲の録音年が離れていると、曲ごとに音質が変わる。
・メーカー毎の違い。
ソニー系は良。ビクター系は柔らかく艶がある。東芝系は高域に特徴がある。
・テープの表面が濃茶色の物があるが、これは粒子が密でコバルト添加かも。
高品質、高性能、高音質の可能性が高い。下のものが表面が濃い。

・洋楽海外製は品質、音質が良くない。
ハーフの作りが雑。ビスを使わずに貼り合せ。大量生産のため高速ダビング。
故に音質が良くない。これはレコードとは逆の現象。
日本製は低速ダビングでハーフの作りも丁寧で走行が安定。

・長期間放置されていた物は、一度再生すると次から音質改善する事がある。
テープ表面のチリが取れたり、巻き状態が整うためと思う。
・40年前に自宅のナカミチでFM放送を録音した物が音が良かったりする(笑)。
特に、NHK-FMセッション'83でのカシオペア・スタジオライブが最高に音質良い!
野呂、桜井、神保、向谷と最高布陣での絶頂期の生演奏。演奏内容も最高!
81年2月のDENON(デンオン)スタジオライブも良い。メンバー同じ。
また、FMエアチェックした81年の高中正義のライブも内容、音質ともに良い!
これは何処でのライブかわからないが、拍手の感じからして狭いホールと思う。
これらは、私の宝物です!。大切にします。
参考までに、高中の全盛期のライブ映像は、こちらの付属DVDで見る事が出来ます。
CDの方も高音質化されていて良いですが、お目当てはこちらの映像です。
81年の武道館と横浜スタジアムのライブ映像が上手く繋ぎ合わせてあります。
画像、音質ともリマスタリングして有り、その年代にしては良いです。
高中が若い!そして小林泉美(ミミちゃん)も最高!
私もその当時武道館で見ました。青春の記憶が蘇ります。
音楽テープで音質の良い物を見つけるのは至難の技、レコードを探すよりも難しい。
レコードの場合は、オリジナル盤や初盤のほうが音質が良いので、型番やマトリックス等で判断出来るが、カセットテープの場合は、そうはいかない。実際に手にして聴いてみるしかなさそう。それでもレコードとはまた違う音質、感覚で音楽が楽しめます。
ナカミチ670ZX本体も鳴らし込みが進み、徐々に本来のナカミチ・サウンドになって来た様な気がします。
これは、電解コンデンサ絶縁層のアルミ箔上の酸化皮膜(化成)が再形成され、それが均一化して来たためと思う。特にカップリングコンデンサの自己回復は信号を流す必要があるため時間も掛かります。最低でも100時間は必要かな。本領発揮するまであと少し。
電解コンデンサをフィルムコンとかに換装しようとかも思いましたが、実験した人の意見では、それはナカミチ本来の音では無くなってしまったとの事なので止めておきます。
